まずは新品と中古ピアノのそもそもの違いを、基本的な部分から開設いたします。
ピアノ選びのご参考になれば幸いです。
一番大事なのはお店選び(+調律師選び)
ピアノに関する説明等を聞いた印象で、信頼できるとおもったお店(できれば調律師)で購入しましょう。ピアノはその後のメンテナンス(調律など)が最も大切なので、永く安心してお付き合いできる関係性が理想的です
必ずピアノの内部を見せてもらう(外装はすぐ分解できます)
特に中古ピアノの場合、内部の複雑な部品等が傷んでいないか、適正な部品交換や修理が施されているか、慎重に確認する事をオススメいたします。本来は多くの販売店で交換されている部品が交換されていない場合、購入して日が浅い内にすぐ修理が必要になったり、適正に管理していても故障しやすかったりと、トラブルのリスクを高めてしまします。
国産ピアノの場合、メーカー毎の違いやランクの違いを考慮する
→好みの部分もあるので一概には言えませんが、各社が用意する入門用の低価格帯ピアノ(40万円位からあります)は音やタッチ感に魅力が乏しく、調律師としてはオススメできません。私だったら、予算を上げてワンランク上の新品ピアノにするか、同程度の予算でもっと品質(音の格)が良い中古ピアノを探します。
中国産ピアノはとても慎重に見極める必要がある
一時期に比べ品質は上がってきている(一部のメーカーに限り)傾向ですが、まだまだ油断はできません。ピアノを探し始めてばかりの時、中国製のピアノを見るとキレイでデザインが良くてなおかつ格安で、とても惹かれると思います。しかし、そこでなんとか踏みとどまって、ぜひ冷静に考えて下さい。
安い というコトには理由があります。材質の良否 / 設計の良否 / 製造技術の良否 / 製造設備の良否 / 調整技術の良否 … ピアノを安くするために犠牲になったものは何でしょうか。 本当に良いもの は格安激安 では手にできないのではないでしょうか。
年数/ランクや大きさ/色や形/ご予算 の中から何を優先するか順序を決めることで、
本当に欲しいと思えるピアノの条件が定まってくるハズです。
性能重視なのかルックス重視なのか、あるいはご予算を優先するのか。
先入観に囚われず、色々なピアノを見ながら楽しんでピアノを選んで下さい。
ピアノをお探しの方は、ぜひ古川ピアノへ気軽にご相談下さい。
お客様にご満足頂けるピアノ選びをお手伝いいたします♪
福岡県の調律・修理の古川ピアノでは、地元福岡に根ざしピアノ調律や中古ピアノをご提供しております。
特に中古ピアノは、その性質上 個体差(状態の善し悪し 音質の違い 価格の違い などなど)が大きく、ピアノをお探しの方の中には基礎知識が無いまま品質の良くないピアノを購入されることがあります。 ピアノ調律師として、またピアノ業界に携わるものとして、少しでも多くの方に良いピアノ選び 納得できる 満足できるピアノ選びをしていただければと思い、この「ピアノの選び方」ページを作成いたしました。
ピアノの調律や修理 又は中古ピアノ販売のほか、福岡でピアノに関する事なら、ぜひ調律・修理の古川ピアノへご相談ください