失敗しないピアノの選び方

ピアノ業界の表裏を見てきた調律師としての立場から、皆様のピアノ選び(新品ピアノ 中古ピアノなど)の参考になるように、ピアノ選びのポイントをお伝えしてまいります。

失敗しないピアノ選びのコツページ 福岡の調律修理の古川ピアノ

新品・中古ピアノに共通するポイント

1. 新品と中古 それぞれの価格帯の違いと性能等の違いを知る

 →Q&Aのページへ(準備中)

2. ピアノの年式(製造年)と価格の関係

 基本的には、古くなるほど安く新しいほど高いが、ランクの上下も関係するので逆転する場合がある

3. ピアノのサイズやランクと価格の関係

 →サイズはアップライトピアノで主に120cmタイプ→130cmタイプ、グランドピアノで160cm~275cmと、

  大きくなるにしたがって性能と価格が上がる

  ランクは、入門用(廉価版)→スタンダード品→高級機種(最高級機種も一部あり)の順で高くなる 

4. ピアノの外見と価格の関係 

内部のグレードが同じ場合、木目調(ブラウン系の外装)の方が10万円前後高くなるため、

  性能面を重視すれば黒いピアノのほうがコストパフォーマンスに優れている

5. インターネットの情報に振り回されすぎないように注意 

ネット上の情報を過剰に重視するあまり、候補となるピアノの幅が狭くなり

  長期間良いピアノを見つけられず、お子様の力が伸びる時期を無為に過ごしてしまうケースがあります  

6. 安価すぎる=要注意 、しかし 高価=◎ ではない 

 相場以上に安すぎる品には何か裏が有る事が多いです。

  しかし、高価(高ランク 高年式)=無条件で良い とも限りませんので、内部の状態等に要注意です

7. ピアノがいつまで続くかわからないから安いものが良い 

→本物のピアノがあると長続きします。「良いもの」に触れられる環境があると、日頃の練習が楽しく実り多いモノとなり、レッスンも順調に進み、楽しみ方も曲のレベルもテクニックもステップアップしやすくなります。

8. 「古いほうが造りや部品が良い」というが、古さにも限界がある 

確かにある程度の製造年を遡ったピアノの場合、木材やフェルトの質(質感や耐久性の良し悪し)は古いピアノのほうが優れていることが多いのは事実です。 

しかし、古いということはそれだけ各部の経年劣化などが進んでいる可能性が高いので、その辺りの修理や調整がなされているのか、簡易的修理では直せない大規模な性能劣化が進行していないか、慎重に見極める事をお勧めします。

 そのお店や工房の担当調律師に遠慮なく聞いてみましょう♪

9. マイナーメーカーも候補に入れるだけで、グンと選択肢が広がり 予算が下がる

 国産に限定すると、ヤマハ→カワイ→その他メーカー の順に価格帯(大体の相場)が下降傾向にあります。

 特にその他メーカー(ディアパソン/アポロ/クロイツェル などなど多数あり)は顕著で、同年数 同品質のピアノがヤマハ/カワイの70%~50%程度の価格で手にすることが可能です。

中古ピアノを選ぶ際の注意点

中古ピアノの内部部品を修理する様子

一番大事なのはお店選び(+調律師選び)

ピアノに関する説明等を聞いた印象で、信頼できるとおもったお店(できれば調律師)で購入しましょう。ピアノはその後のメンテナンス(調律など)が最も大切なので、永く安心してお付き合いできる関係性が理想的です

必ずピアノの内部を見せてもらう外装はすぐ分解できます)

特に中古ピアノの場合、内部の複雑な部品等が傷んでいないか、適正な部品交換や修理が施されているか、慎重に確認する事をオススメいたします。本来は多くの販売店で交換されている部品が交換されていない場合、購入して日が浅い内にすぐ修理が必要になったり、適正に管理していても故障しやすかったりと、トラブルのリスクを高めてしまします。

新品ピアノを選ぶ際の注意点

新品ピアノを選ぶポイントのイメージ画像

国産ピアノの場合、メーカー毎の違いやランクの違いを考慮する

→好みの部分もあるので一概には言えませんが、各社が用意する入門用の低価格帯ピアノ(40万円位からあります)は音やタッチ感に魅力が乏しく、調律師としてはオススメできません。私だったら、予算を上げてワンランク上の新品ピアノにするか、同程度の予算でもっと品質(音の格)が良い中古ピアノを探します。

中国産ピアノはとても慎重に見極める必要がある

一時期に比べ品質は上がってきている(一部のメーカーに限り)傾向ですが、まだまだ油断はできません。ピアノを探し始めてばかりの時、中国製のピアノを見るとキレイでデザインが良くてなおかつ格安で、とても惹かれると思います。しかし、そこでなんとか踏みとどまって、ぜひ冷静に考えて下さい。 

安い というコトには理由があります。材質の良否 / 設計の良否 / 製造技術の良否 / 製造設備の良否 / 調整技術の良否 … ピアノを安くするために犠牲になったものは何でしょうか。 本当に良いもの は格安激安 では手にできないのではないでしょうか。

 

まとめ

失敗しないピアノ選び まとめの画像 福岡の調律修理の古川ピアノ

年数/ランクや大きさ/色や形/ご予算 の中から何を優先するか順序を決めることで、

  本当に欲しいと思えるピアノの条件が定まってくるハズです。

性能重視なのかルックス重視なのか、あるいはご予算を優先するのか。

先入観に囚われず、色々なピアノを見ながら楽しんでピアノを選んで下さい。

 

ピアノをお探しの方は、ぜひ古川ピアノへ気軽にご相談下さい。

お客様にご満足頂けるピアノ選びをお手伝いいたします♪

 


中古ピアノとお客様との良い出会いを…

福岡県の調律・修理の古川ピアノでは、地元福岡に根ざしピアノ調律や中古ピアノをご提供しております。

特に中古ピアノは、その性質上 個体差(状態の善し悪し 音質の違い 価格の違い などなど)が大きく、ピアノをお探しの方の中には基礎知識が無いまま品質の良くないピアノを購入されることがあります。 ピアノ調律師として、またピアノ業界に携わるものとして、少しでも多くの方に良いピアノ選び 納得できる 満足できるピアノ選びをしていただければと思い、この「ピアノの選び方」ページを作成いたしました。

ピアノの調律や修理 又は中古ピアノ販売のほか、福岡でピアノに関する事なら、ぜひ調律・修理の古川ピアノへご相談ください